軽井沢スキーバス事故対策検討委員会が 再発防止策をまとめる。

軽井沢スキーバス事故対策検討委員会が再発防止策まとめる

本日、6月3日、国交省は1月15日に起こった長野県軽井沢町のスキーバス事故を教訓とした大型バス運行の安全対策を発表した。貸切バス事業者、運行管理者等の遵守事項強化、法令違反の早期是正、不適格者の排除等、監査等の実効性向上、旅行業者、利用者等の関係強化、ハード面の安全対策による事故防止の促進について、相当強力な対策を打っている。

問題の根底には、バス事業者の車両管理、運転士の労務管理だけでなく、旅行業者による過度な安値受注と下請けへの負担押し付けがあるだけに、どこまで安全対策が実効性を上げるか注視しなければならない。

旅行に参加する側も、単にツアーの値段の高い安いだけでなく、安全の質にもこだわることが大切だろう。結局は自分の身は自分で守る意識が求められる。

対策は次のスキーシーズンまでに多くの分野で具体化を急ぐとされている。

http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000250.html