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富士重工業、産業機器カンパニーをスバル自動車部門へ統合
2016.5.19
富士重工業は、今後の持続的成長の実現を目指して、経営資源をより有効・柔軟に活用し、事業の中核である自動車部門のさらなる競争力強化を図るために、2016年10月1日より、産業機器カンパニーをスバル自動車部門(スバル・オートモーティブビジネス)に統合することを臨時取締役会にて決定した。
この事業統合により、産業機器カンパニーは社内カンパニーから、スバル自動車部門の一部となる。産業機器事業の既存製品の製造・販売・サービスは当面継続するが、開発案件を停止することで、その開発人員などの経営資源を順次、スバル自動車部門へ投入していく計画だという。
富士重工業は、2014年5月に発表した中期経営ビジョン「際立とう 2020」にて、「スバルブランドを磨く」ことを重点取り組みとして掲げているという。取り組みをさらに加速させるには、自動車部門の開発リソースの増強が重点課題のひとつであると認識しており、全社的な経営資源の配分の最適化の観点から、今回の決定に至ったそうだ。計画の詳細については今後検討を進めていくという。