News
BMW、量産車初の革新機能「リモート・パーキング」を導入 自動運転技術を応用し車外からの遠隔操作で駐車可能
2016.5.17
ビー・エム・ダブリューは、BMWのフラッグシップ・モデルである新型BMW 7シリーズに、車外から遠隔操作で駐車することができる量産車初の革新機能「リモート・パーキング」をオプション設定し、全国のBMW正規ディーラーにて、本日より販売を開始すると発表した。
リモート・パーキングの希望小売オプション価格(8%消費税込み):74,000円
リモート・パーキングの概要:
- 乗員の乗り降りが難しい幅の狭いスペースへ駐車する際など、ドライバーは駐車スペースの前方中央にクルマを停めて、車外からBMWディスプレイ・キーを操作することにより、遠隔操作で駐車させることができる。駐車完了後のエンジン停止もBMWディスプレイ・キーで操作が可能である。
- 駐車スペースからクルマを出す場合にも、ドライバーは車外からBMWディスプレイ・キーでエンジンを始動させ、自動的にクルマをバックさせることにより、遠隔で駐車スペースからの出庫が可能である。
- リモート・パーキング作動時は、フロントおよびリヤ・バンパーに装着されたPDC(パーク・ディスタンス・コントロール)のセンサーが常に作動しており、障害物や歩行者の不意な飛び込みを検知するとクルマを自動的に停止する。
- リモート・パーキングは、BMW Groupが2000年より開発を進めている高度自動運転技術を応用。システムが車線と前方車両を検知して、車線中央の走行を維持するようステアリングの自動操舵を行う「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」に続く、将来の自動運転技術応用の第二弾となる。
前の記事: << 日産製車両の排ガス低減システムに関する韓国環境省の発表内容について
現在の記事: 『BMW、量産車初の革新機能「リモート・パーキング」を導入 自動運転技術を応用し車外からの遠隔操作で駐車可能』