マセラティ初のSUVは9月デリバリー開始

3月のジュネーヴショーでワールドデビューを飾ったばかりのレヴァンテが早くも国内発表された。税込み価格は1080.0〜1279.0万円（ガソリン車の価格）。

レヴァンテはマセラティ初のSUVで、ギブリのシャシーがベースに用いられている。前後50：50の重量配分が実現されており、重心は同クラスの中でもっとも低く抑えられているという。

全車に標準装備されるエアサスペンションによって車高はプラス40mmからマイナス35mmの5段階に切り替えられるほか、乗降性を高めるパーキング・モードも設定。

インテリアには8.4インチのタッチスクリーンが備わっており、日本で販売されるイタリア車としては初めてAppleのCarPlayとAndroid Autoに対応している。また、エルメネジルド・ゼニアの特注シルクとイタンアン・レザーが使われた「ゼニア・エディション・インテリア」をオプションで選ぶこともできる。

デリバリー開始時期は3L-V6ツインターボ搭載車（350ps／500Nmおよび430ps／580Nm）が9月、価格未定の3L-V6ディーゼル車（275ps／600Nm）は来春。

なお、デリバリー開始に先がけて5月13日から全国23カ所のディーラーで順に実車が展示される先行イベントも開催される予定だ。