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ボッシュ日本法人が海外でのインターンシッププログラムの募集を開始

2016.5.10

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ボッシュの日本法人、ボッシュ株式会社は日本の大学に通う学生向けに、ボッシュの日本法人と海外法人におけるインターンシップの機会を提供するプログラム「Global Internship @Bosch」を実施するという。これは、日本在住で理系専攻の大学生または大学院生を対象に夏季休暇を利用したインターンシップで、5月9日(月曜日)より ボッシュのホームページで参加者の募集を開始する。

 

現在、ものづくりを取り巻く環境は大きく変化しており、日本においてもグローバルに進化する開発をリードするエンジニアの存在は今後より一層重要性を増すものと考えられる。ボッシュでは、世界各国にある計94ヵ所の開発拠点で働く約45,700人のエンジニア達とともに研究開発に取り組んでいるという。ボッシュの持つ真にグローバルな環境の中で日本の学生にインターンシップの機会を提供することで、日本のエンジニア育成に貢献したいとの考えから、本インターンシップを実施することになったそうだ。

 

このインターンシップは、横浜にあるボッシュの開発拠点とボッシュのベトナム法人Robert Bosch Engineering and Business Solutions Vietnam Co., Ltd.で行われる。参加者はまず、横浜で基礎的なトレーニングを受けた後、ベトナムへ渡航しベトナム法人で現地の従業員とともにECU(エンジンコントロールユニット)のソフトウェア開発や燃料噴射装置の設計デザインなど実際に行われているエンジニアリングプロジェクトに携わる。

 

ボッシュは世界各国の拠点とエンジニアリングに取り組んでいるが、中でもアジアの現地法人とは日系自動車メーカー向けに活発に事業を展開している。今回インターンシップの舞台となるベトナムでは、参加者は非常に刺激の多い環境の中でインターンシップを体験することができる。

 

このベトナム法人は今年設立5周年を迎える新しい組織で、従業員も非常に若く活気に溢れているそうだ。また、世界各国で生産される車両向けの製品の開発のために、日本やドイツなど世界の複数の拠点と緊密に協働している。このインターンシップについて、ボッシュ取締役社長のウド・ヴォルツは「日本の学生にとって、ボッシュのようなグローバルな環境でエンジニアリングの就業経験を得られる機会はそう多くありません。未来の日本のものづくりを担う若者には、この貴重な機会を利用して、世界で開発をリードするエンジニアに求められるものを感じとってほしいと思います。」と述べている。

 

Global Internship @Bosch概要

募集対象:

日本在住の理系専攻の大学生・大学院生

期間:

8月24日(水)~9月10日(土)、11月3日(木・祝)

場所:

横浜、ホーチミン(ベトナム)

募集人数:

10~15名程度

プログラム例:

ECUのソフトウェア開発・テスト 燃料噴射装置の設計デザイン 等 ※変更の可能性あり

グローバルインターンシップの詳細:

http://www.bosch-career.com/ja/jp/joining_bosch_jp/students_jp/students.html

 


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