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ホンダ、新型「NSX」北米仕様車の量産を4月下旬より開始
Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターによると、Acuraは、新型「NSX」北米仕様車の量産を4月下旬より開始し、順次納車すると発表した。
新型NSXのグローバル生産拠点としてオハイオ州メアリズビルに設立された「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター(以下、PMC)」は、熟練した技術者が持つ職人の技と、革新的な先進生産技術との調和を実現しているという。
PMCは、新型NSXのようなスーパースポーツモデルの少量生産に最適な生産設備を備えており、およそ100名の従業員が、各工程で先進のロボット技術と協調しながら、最高レベルの品質と高いクラフトマンシップを実現しているそうだ。また高度な生産技術を多数有しており、現在12件の特許を米国で申請しているという。
また、新型NSXの3.5L V6ツインターボエンジンは、同オハイオ州にあるHondaのアンナエンジン工場にて、エキスパートの手により組まれている。
Hondaは「需要のあるところで生産する」という考えに基づき、1979年9月から米国で二輪車の現地生産を開始し、1982年11月には日本の自動車メーカーとして初めて米国で乗用車の生産を始めた。以来、北米での現地生産を拡大し、2015年末までの北米における四輪車の累計生産台数は3,000万台を超えているという。
PMCは、Hondaにとってオハイオ州で3番目の四輪車生産工場であるとともに、新型NSXの開発を行ったホンダR&Dアメリカズのオハイオセンターからほど近い、メアリズビル四輪車工場に隣接する場所に立地しているそうだ。
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