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日産の「e-NV200」を福岡県がモニター活用
2016.3.9
日産は、福岡県に対し電気自動車(EV)「e-NV200」一台を3年間無償で貸与したと発表した。
福岡県では、「クリーンであること」、「多量の電気が供給できること」、「静粛性が高いこと」といったこのクルマの特長を最大限活かし、大気中のアスベスト濃度や工場から出る排出ガスの調査、中間処理施設跡の地下水採取に使用するポンプの電源等、様々な用途で活用して、走行データや調査に係る電気の消費状況をモニターした結果を日産に報告する。
また、福岡県は県庁舎に急速充電器を設置し、同日より運用を開始しています。電気自動車の活用と充電インフラの整備により、福岡県内におけるさらなる電気自動車の普及が期待されるという。
納車式は、福岡県庁における急速充電器の運用開始に係るオープニングセレモニーと 併せて、同日、福岡県庁において、福岡県の小川洋知事、日産の専務執行役員の川口均らが出席して盛大に執り行われた。
日産は昨年9月に、より良い街づくりや行政課題の解決等の一助となる活用方法を考案された自治体に対して、「e-NV200」を3年間無償貸与し、同車を実際に活用して頂く取り組みを行うことを発表し、昨年末より順次貸与を始めている。