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トヨタ、ジュネーブモーターショーで「TOYOTA C-HR」を初披露

2016.3.2

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TOYOTAは、スイス・ジュネーブで3月3日~13日に開催される第86回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、新型クロスオーバー「TOYOTA C-HR」を世界初披露した。

 

TOYOTA C-HRは、TOYOTA独自のエモーショナルなデザイン表現により、軽快さと力強さが大胆に融合した個性際立つスタイリングを実現。意のままの走りを実現する走行性能のほか、アイポイントの高さを生かした「見通しの良さ」や最適なドライビングポジション、優れた安全性など、クロスオーバーに求められる基本要素に加え、高い環境性能も追求。グローバル市場において、独特な存在感を持つコンパクトクロスオーバーの確立を目指すという。

 

デザインは、「センシュアル スピード - クロス」をコンセプトに、SUVのたくましい足回りやスピード感あふれるボディ、大人の色気を表現し、新ジャンル・スペシャルティを追求した。ダイヤモンドをモチーフとし、コンパクトなキャビンとリフトアップ感のある薄いボディを一体化した多面体のような精彩なボディから、前後のホイールフレアが大きく張り出した構成により、圧倒的なスタンスの良さを表現。「キーンルック」や、その構成要素でもある「アンダープライオリティ」などのTOYOTA独自のデザイン表現を進化させ、ワイド感と踏ん張り感ある鋭く力強いフロントマスクを創出している点が特長だという。

 

TOYOTA C-HRは、トヨタ自動車が推進する「もっといいクルマづくり」の思想のもと、「Toyota New Global Architecture(TNGA)」を取り入れ、優れた環境性能はもとより、高い操縦安定性・快適な乗り心地に加え、ドライバーの意のままにクルマが応答する「我が意の走り」を目指し、開発してきた。最大熱効率40%を実現したエンジンをはじめ、よりコンパクトに、そして軽量化した最新のハイブリッドシステムを搭載し優れた低燃費を実現。また、歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールをはじめ、4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用している。

 

TOYOTA C-HRは、日本では2016年内に、欧州地域では2017年初旬から販売を始める予定。また、順次世界各国・各地域での発売を計画している。

 

参考欧州仕様 主要諸元(社内測定値)

 

ハイブリッド

ガソリン

全長(mm) / 全幅(mm)

/ 全高(mm)

4,350 / 1,795 / 1,555

4,350 / 1,795 / 1,565

ホイールベース(mm)

2,640

エンジン

タイプ

1.8L直列4気筒

1.2L直列4気筒

ターボ

2.0L直列4気筒

排気量

1,797

1,197

1,986

最高出力 (kW[PS]/rpm)

72[98] / 5,200

85[116] /

5,200-5,600

110[150] / 6,100

最大トルク (N・m[kgf.m]/rpm)

142[14.5] / 3,600

185[18.9] /

1,500-4,000

193[19.7] / 3,800

モーター

最高出力 (kW[PS])

53[72]

最大トルク (N・m[kgf.m])

163[16.6]

トランスミッション

電気式無段変速機

6速MT/CVT

CVT

駆動方式

FF

FF、AWD

FF

CO2排出量目標値(g/km)

90以下


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