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富士重工業、マレーシアでフォレスターのKD 生産を開始
富士重工業とタンチョン・グループ(Tang Chong International Limited)傘下のTC Subaru Sdn.Bhd (以下、TCS)は、マレーシアにあるTan Chong Motor Assemblies.Sdn.Bhd の工場でフォレスターのKD 生産(現地組立生産)を開始し、ラインオフ式を行った。式典はTCS のリザ・ムタリブ取締役、富士重工業の近藤潤代表取締役副社長が出席し、盛大に執り行われたという。
同工場におけるスバル車のKD 生産は、2012 年12 月に生産を開始したSUBARU XV に加えてフォレスターで2 車種目。TCS はフォレスターのKD 生産を年間10,000 台規模で行うことを計画しており、KD 生産車はタンチョン・グループのスバル販売網を通じて、2016 年春よりマレーシア国内、タイ、インドネシアで販売を予定している。
富士重工業の近藤副社長はラインオフ式に際し、「スバルのアセアン地域における更なる拡販に向けて、今後もタンチョン・グループとともに協力し発展させていく。」と述べた。
富士重工業は、2014 年5 月9 日に発表した中期経営ビジョン「際立とう2020」において、強い事業構造を創る取り組みの1 つとして、東南アジア地域での強固な事業基盤の構築を掲げている。マレーシアにおけるフォレスターのKD 生産はその一環をなすもの。今回のKD 生産の追加により、成長著しいアセアン地域においても、スバルの「安心と愉しさ」を提案し、拡販を目指していくそうだ。
《Tan Chong Motor Assemblies.Sdn.Bhd の概要》
所在地 マレーシア クアラルンプール
代表者 Ms. Cindy Lim, Executive Director
設立 1974 年5 月
資本金 200 万マレーシア・リンギット (約5,500 万円)
事業内容 自動車組立業
《Tan Chong International Limited の概要》
所在地 シンガポール
代表者 Mr. Glenn Tan, Executive Director
設立 1997 年3 月
資本金 1,006 百万香港ドル (約153 億円)
事業内容 自動車の製造、流通、販売等
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