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LEXUS、世界初マルチステージハイブリッドシステム搭載の新型ラグジュアリークーペ「LC500h」をワールドプレミア

2016.2.19

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LEXUSは、オランダのデン・ハーグにおいて、新型ラグジュアリークーペ「LC500h」を世界初披露し、低速域から高速域までパワフル、かつレスポンスが良く気持ち良いドライビングフィールを実現した、世界初のマルチステージハイブリッドシステムを公開した。

 

LC500hは、2016年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で発表した新型ラグジュアリークーペ「LC500」のハイブリッドモデルとなり、LC500と共に、LEXUSを新たな章へと導くフラッグシップクーペとして誕生した。

 

LC500同様、新開発のFRプラットフォームが、走りのポテンシャルを高めると共に、美しいデザインを創り上げ、次世代LEXUSを象徴するクーペを具現化した。LC500hでは、高回転化したV型6気筒3.5Lエンジンと走行用モーターに自動変速機構を組み合わせたマルチステージハイブリッドシステムを採用。ドライバーの操作や車両のGから走行状態を判断し、変速を制御することによって、ハイブリッドが持つモーター駆動による応答性の良さを最大限に活用し、ダイナミックなドライビングテイストを実現した。LC500hは「より鋭く、より優雅に」をキーワードにすっきりとして奥深い走りを目指し、ハイブリッド車の新たな可能性を示すものだという。

 

なお、スイス・ジュネーブで開催される2016年ジュネーブモーターショーにもLC500hを出展。その後、日本での発売は、LC500と同じく2017年春頃を予定している。

 

<マルチステージハイブリッドシステムの特長>

 

▽パワフルな駆動力と低燃費・静粛性を両立

マルチステージハイブリッドシステムでは、2つのモーターを使用したLEXUSのハイブリッドシステムに、有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーター両方の出力制御が可能になった。エンジンの高回転化と合わせて、低速域ではエンジン使用領域を高回転側に拡大し、低速から力強い駆動力を生み出しパワフルな走りを実現。加えて、低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大することで、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立した。

 

変速制御が、どの走行シーンにおいても、ドライバーの要求に応じたエンジン回転数の変化を生み出すと共に、応答性の良いモーターアシストを可能とし、アクセル操作に連動したダイレクトな加速フィーリングを実現。エンジン回転と加速感がマッチした、ダイナミックな走りを生み出す新しいハイブリッドシステムとした。

 

LC500同様に、シフトチェンジの際の心地良いフィードバックと、切れ味の良い変速も実現した。さらに、ハイブリッドシステムにマニュアル感覚のドライブ操作が楽しめるMモードをLEXUSとして初めて採用し、走りの楽しさを強調している。

 

駆動用バッテリーにリチウムイオン電池を採用、さらに小型軽量化した走行用モーターを採用するなど、小型軽量化と高出力を両立。また、リチウムイオン電池はLC開発のポイントであるクルマの低重心化にも貢献している。

 

LC500h マルチステージハイブリッドシステム主要諸元(欧州仕様)

2GR-FXS V型6気筒3.5Lエンジン

総排気量(cc)

3,456

最高出力(kW / r.p.m.)

220 / 6,600

最大トルク(N・m / r.p.m.)

348 / 4,900

システム全体

最高出力(kW)

264

 

LC500h主要諸元(欧州仕様)

全長(mm)

4,760

全幅(mm)

1,920

全高(mm)

1,345

ホイールベース(mm)

2,870

トレッド前/後(mm)

1,630 / 1,638

タイヤ&ホイール

前 245/40RF21 後 275/35RF21

前 245/45RF20 後 275/40RF20


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