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“男前”になったミラージュ
2016.2.5
ミラージュに初めて本格的なマイナーチェンジが施され、デザインが部分的に見直されて商品力アップが図られた。
エクステリアではヘッドランプやバンパーが一新され、存在感あるラジエターグリルが与えられて目鼻立ちのハッキリした表情に進化。一方、リアではコンビランプのほかにバンパーもリニューアルされてワイドかつ低重心に見えるデザインへと見直された。
外観と並んでインテリアの質感アップも実現。ブラックシートが備わる上級グレードにはステッチが追加され、ステアリングホイールの一部にピアノブラック加飾が加わった。また、荷室の床面が底上げされてリアシート前倒し時の段差が解消されたのも朗報だ。さらに、低速衝突被害軽減ブレーキと誤発進抑制機能も設定。
サスペンションと電動パワステの改良によって操縦安定性が向上。前後ショックアブソーバーとリアのスプリングが見直されたことで乗り味がシャキッとした。小さな凹凸が続く路面ではサスペンションが振動をうまく吸収してくれるものの、大きめの段差を乗り越えた時にガツンと伝わってくる衝撃はまだ改善の余地がありそう。なお、CVTの改善によって中間加速性能が向上していることも実感できた。
写真の上級モデルGグレードの税込み価格は148.5万円。エントリーモデルとしてMグレード(138万0240円)も用意されている。
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