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三菱自動車、第138回 企業倫理委員会を開催

2016.1.29

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企業倫理委員会は、第138回委員会を三菱自動車(田町本社)にて開催した。第138回委員会では、2015年度第3四半期コンプライアンス案件について会社側から説明があり、次のような意見を伝えた。

 

○2015年度第3四半期コンプライアンス案件について

  • 高操業による繁忙対策として期間社員を採用するも習熟前に辞めてしまい、補充を繰り返しているとのことだが、期間社員の早期習熟を図るための仕組みをつくることが必要である。業種は異なるが、仕組みをつくって上手く行っている企業もあるから、参考にしてはどうか。
  • 現場のリーダークラスの社員が生産対応や期間社員等への教育に時間を取られ、本来の管理業務が疎かになるような状況ではいけない。人を減らし過ぎると、却って生産性が悪くなることもあり、また、社員の多能工化を進めるにもリーダーは必要である。長期的な視点で人員配置を検討されたい。
  • 社として管理すべき事項に関して個々の職制に任せきりにしないように、コーポレート部門は各部門の実態を把握し、連携して改善を図られたい。
  • 再発防止のためにも源流へさかのぼり、真の原因を突き止め、対策を打つようにしてもらいたい。
  • 関係会社における案件も詰まるところガバナンスの欠如であり、軽視できない。関係会社の経営トップにも、今一度、「コンプライアンス第一」の主旨を徹底する必要があるのではないか。
  • ミスをしない意識付け、できない仕組みはもとより、万が一、ミスをした場合も隠さない意識付けと隠せない仕組みが必要である。