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スペシャルオリンピックス日本とトヨタ、ナショナルパートナー契約を締結

2016.1.26

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公益財団法人 SON、スペシャルオリンピックス日本とトヨタは、ナショナルパートナー契約を締結した。これにより、トヨタはSONの活動、及び「スペシャルオリンピックス2016新潟」等の国内大会を支援する。「スペシャルオリンピックス2016新潟」では、従業員ボランティアの派遣や、新潟県内のトヨタ販売店でのPR活動を通じて、大会に関わっていくという。

 

スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある人たちに、様々なスポーツトレーニングの機会と、成果発表の場である大会・競技会を提供している国際的なスポーツ組織。スペシャルオリンピックス日本は、国内での大会・競技会の開催、国際大会への日本選手団派遣、コーチ・ボランティアの育成などを行っている。

 

今回の契約締結に際し、SONの有森裕子理事長は「スペシャルオリンピックス日本は、設立20周年にあたる2014年に、新たなステージとして、スポーツを通じて全ての人が参加でき、尊重し合える社会を目指す取り組みである『ユニファイドスポーツ』の展開を始めました。ユニファイドスポーツでは、知的障がいのある人とない人がチームを組み、一緒に競技を行います。このたび、スポーツの力を信じ、社内外で様々なスポーツ活動を応援する『TOYOTA』とパートナーシップを締結することができ、スペシャルオリンピックスムーブメントの更なる広がりに確信が持てることを大変嬉しく思います」と述べた。

 

トヨタの豊田章男社長は「私たちは、スペシャルオリンピックスが掲げている『障がいの有無に関わらず、多様性を尊重する社会を目指す』との理念に共感しております。選手、スタッフ、観客が立場を越えて共通のゴールに向かって熱中できること、それにより生まれる一体感、他者への尊敬と理解。これこそがスポーツの力、魅力だと思います。スポーツの力を通じて、全ての人が参加できる社会を実現するため、トヨタにできることから取り組んでいきたいと考えております」と述べた。

 

トヨタは、これまでにも米国の現地事業体が、米国スペシャルオリンピックスの活動や、15年夏に実施された「スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ロサンゼルス」を支援してきており、今後も、グローバルにスペシャルオリンピックスの活動をサポートしていきたいと考えているそうだ。


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