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NEXCO東日本関東支社、道路管制センターリニューアルオープン

2016.1.22

 

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NEXCO東日本 関東支社は、関東地域及び長野県の高速道路1,345kmを集中管理し、全国最多の道路事象を取扱う『道路管制センター』を平成28年2月25日にリニューアルオープンする。

 

1 新道路管制センターの概要

新しい道路管制センターは、地上3階建(延床面積 約5,700m2、3階屋上にヘリポート設置)で新築。

 

全国の道路管制センター最大規模の大型ディスプレイ(縦5.5m×横17m)を設置することで、関東エリアの高速道路の膨大な交通状況が一目瞭然に表示可能となり、より迅速かつ的確な管制業務により、24h365日利用者の安全、安心をサポートするという。

 

2 新道路管制センターの特徴

(1)高い耐震性と防災機能の強化

1.建物は首都直下地震(M7.3)に対応した、最高水準の耐震基準を採用し、さらに管制室内に床免震及び機器免震を採用することで大規模地震時の業務継続を可能

2.災害時は支社間の管制バックアップ機能を構築(バックアップ運用開始はH29年春を予定)

3.6.8t級ヘリが離着陸可能な屋上ヘリポートを設置

4.災害時のライフライン機能を構築(電力・飲料水は3日分、下水は5日分)

5.浸水対策として建物の嵩上げ(+1.6m)

(2)情報提供の高度化

1.渋滞の伸縮傾向(延伸または縮小)を情報板、ハイウェイラジオ及びハイウェイテレホンで提供

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2.SA・PAの情報ターミナルで複数経路の所要時間を提供するとともに、通常表示のほか、重要事象の強調表示、IC名称等の英語表示に一定時間で自動切替提供

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3.通行止め時に実施している一斉指令放送の内容を料金所、コンシェルジェ、お客さまセンター他へテキスト配信し、お客さまへ道路情報をより的確に伝達

4.ビックデータを活用した情報提供のさらなる高度化について検討を推進(今後の取り組み)

(3)管制運用の高度化

1.GPSシステムと車載カメラをパトロールカーに設置し、正確な位置と状況を把握して、より迅速かつ的確な対応を実施

2.全国最多の260件/日にも及ぶ道路事象全てを、よりわかりやすく表示可能な大型ディスプレイを設置し、より迅速かつ的確な対応を実施