日産自動車、「AD / ADエキスパート」の法規対応を実施

AD 1.5 VE

ADエキスパート 1.5 GX

日産は18日、「AD/ADエキスパート」の法規対応を実施、および全国小売希望価格を改定し、1月26日より全国一斉に発売すると発表した。

今回の法規対応では、「AD / ADエキスパート」に2016年4月1日より適用されるオフセット衝突時の乗員保護の技術基準および2016年8月1日より適用される自動車の電磁両立性（EMC）の技術基準への適合を実施し、あわせて全国希望小売価格を改定した。

ちなみに、国土交通省が定める安全に関わる技術基準で、車両総重量2.5t以下の貨物自動車については、新型車は2011年4月1日より、継続販売車は2016年4月1日より適用。試験条件はオーバーラップ率が車幅の40％±20mm、衝突速度が56-0/+1 km/h、およびダミーはHybridⅢであること。また、国土交通省が定める自動車の電磁両立性に関する技術基準で、新型車、継続販売車共に2016年8月1日より適用車両から放射される電波から一般家庭の放送受信機などへの電波障害を防止することと、電磁波に対し車両が備える電気装置が安全に作動できる耐性が求められる。

「AD / ADエキスパート」は「環境対応車普及促進税制（エコカー減税）」の減税措置により、HR15DE車は自動車取得税および自動車重量税が免税、自動車税が50％の減税となる。

全国希望小売価格（消費税込み　単位：円）