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排ガス不正を検証する路上走行排出ガス試験のデモを公開
2015.12.22
国交省と環境省は、フォルクスワーゲンの排出ガス不正問題を受けて、日本国内で販売されているディーゼル乗用車等にも不正が行われていないか検証するため、路上走行等による排出ガス試験を実施すると発表した。それを受けて12月22日には、国交省と環境省の共同主催で報道関係者に向けた試験のデモンストレーションが公開された。
デモンストレーションが公開されたのは試験の実務を担当する独立行政法人交通安全環境研究所(交通研)。路上走行試験のサンプルには三菱デリカD:5の中古車を用いて、車載式排出ガス測定システム(PEMS)を搭載して実際に走行するデモンストレーションを行った。交通研では平成27年度中に国内で販売実績の多い8車種の試験を行うとのことで、12月下旬より開始する。この詳細はマガジンX3月号(1月26日発売)にて掲載。
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