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メーカーとサプライヤー、相互の信頼と緊張感が開発の原動力!
2015.12.19
メーカーとサプライヤー
信頼と緊張感が開発の原動力になる!
過日、あるメーカー開発関係者と話す。開発現場での自動車メーカーと部品メーカーの関係の話しになった。規模も仕事の中身も違うのだが、案外仕事としての共通点は多いことがわかった。
関係者氏曰く、「自動車メーカーにとって部品メーカーは、決して下請けではありません。あくまでも信頼関係をベースにした開発メンバーであり、パートナーです」
記者 「ものづくりは皆、同じですよ。外部協力は不可欠ですけど、付き合い方がありますね。雑誌も記事を依頼する側にノウハウがないと、外部スタッフの言いなりになってしまいます。内部蓄積があってこその外注であり、外部協力なんですね」
関係者「そうですね。外注側に舐められたら、相手はユルい対応しかしてきません。メーカーとサプライヤー双方のエンジニアに緊張感があってこそ、お互いに一生懸命やるし、持てるものを全部使って最高の商品を世に出そうとなりますね」
記者 「大先生と呼ばれるような評論家とお付き合いもすれば、伸び盛りの若手ライターを発掘するのも仕事です」
関係者「メガサプライヤーとの付き合いも必要ですし、中堅中小の部品メーカーにも良い技術があります。自動車メーカーの開発姿勢が評価されてこそ、パートナーも集まってきてくれます」
記者 「どこかのメーカーには、肝に銘じて欲しい話ですね。ありがとうございました」
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