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「聖ニコラウス(ドイツのサンタクロース)が今年もやって来た!」 日本のボッシュ・グループ:被災地復興支援イベント

2015.12.11

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日本のボッシュ・グループは、東日本大震災の復興支援活動の一環として、2011年、から毎年12月に継続開催してきたクリスマスイベント「聖ニコラウス(ドイツのサンタクロース)が今年もやって来た!」を、今年も12月4日(金)に東松島市内の障がい児デイケアセンターを含む3つの保育所に通う児童約300人を対象に開催した。

 

このイベントでは、毎年12月6日に聖ニコラウスが1年間良い子にしていた子供たちに贈り物を渡すという欧州伝統の行事「聖ニコラウスの日(St. Nikolaus Day)」にちなみ、ボッシュ日本法人の代表取締役社長が保育所を訪れ、児童にクリスマスプレゼントを贈呈してきた。2015年3月に退任した前代表取締役社長のヘルベルト・ヘミング氏が今年も聖ニコラウスに扮し、ボッシュ・グループの寄贈したコンテナハウスを利用している小野保育所を含む市内の3つの保育所を訪問した。

 

「良い子にしていたら、来年もまた来るからね」と児童たちとした約束したヘミング氏は、今年はドイツから東松島市を訪れました。今年も3つの保育所を訪ねたヘミングは、この行事を心待ちにしていた子供たちの大歓声に迎えられた。召使と天使に扮した2人の弊社社員ボランティアたちも一緒に、全員でジングルベルを合唱した後、手書きのメッセージカードを添えたドイツ製の木の玩具とお菓子を、ヘミング氏から子供たち1人ひとりに手渡した。

 

ヘミング氏は今年で五年目を迎えた活動について「ボッシュは、震災当事から長期的、持続的な支援を通じて東松島市とその市民の皆様との深い交流を続けていきたいと考えてきました。代表取締役社長を退任した本年も、ボッシュの代表として東松島市を訪問できることは、これまで聖ニコラウスの活動を続けてきた私にとって非常に光栄なことです。これまでの交流を通じ出会った東松島市の友人、特に未来への明るい希望である保育所の子供たちに再会できたことは、大きな喜びです」と述べた。なお、プレゼントに添えたひとつひとつ内容の異なる心のこもった手書きのメッセージカードや、子供たちに贈るプレゼントの梱包作業などの事前準備には、総勢約50人の社員とその家族がボランティアで協力した。

 

また、保育所の訪問に先立ち、阿部秀保 東松島市長とヘミング氏との面会が行われました。そこで阿部市長よりヘミングへ、これまで5年間の支援に対する感謝状が贈呈された。「ヘミング氏が代表取締役社長を退任した後も、こうして子供たちのためにドイツから東松島に来てくださったことをとても嬉しく思います。これまでボッシュと築いてきた絆が今後一層深まっていくことを願っています」と阿部市長は述べた。

 

ボッシュ・グループは東松島市への復興支援活動を継続

創業者ロバート・ボッシュの「社会奉仕」の精神に基づき、自主的・積極的に社会との調和を図り、さまざまな分野で社会への奉仕活動を実施しているボッシュ・グループでは、支援地域を宮城県東松島市とし、震災以降、現在も継続的に復旧・復興支援をしている。2016年も、引き続き支援を行っていく所存だ。


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