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快適性が向上した新型フォレスター

2015.12.1

12年11月の発売から丸3年を経てフォレスターが大規模なマイナーチェンジを受けた。

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外観はSUVらしいリフトアップ感を強めるべく、ラジエターグリルのメッキバーと同じ高さにコの字型のLEDポジションランプを配置。また、フォグランプ上方にはメッキトリムが配され、バンパー下部のインテークとともにワイド感が強調されている。

一方、リアではコンビランプ下半分をクリアレンズ化することで、同様に車高の高さを訴求。

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後席シートヒーター、バニティミラー照明、電動ハッチゲート操作ボタンの照明、運転席パワーシートのメモリー機能(本革シート車のみ)といったアイテムも追加されており、使い勝手が改善されている。

 

大径タイヤを履いているSUVは一般的に乗り心地や操安性の面で不利だが、今回のマイナーチェンジでは前後ショックアブソーバーの減衰力とスプリングのバネ定数を変更。さらに、フロント・クロスメンバーの剛性アップ、リアスタビライザーの取り付け位置変更も行われた結果、オンロード走行時のスムーズさが向上している。

実際に乗って真っ先に実感したのが静粛性の向上だ。前後ドアのガラス板厚アップや前席まわりのシーリング材強化が奏功し、キャビンに侵入してくるエンジン音とロードノイズが抑えられて静かさが増している。