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新型プリウスのプロトタイプに乗った!!
速報!! 新型プリウスのプロトタイプに乗った!!
燃料電池車MIRAI同様、空力を重視した先進イメージの強いスタイリング。リアエンドに向かってルーフが丸く傾斜しているのがよくわかる。全長4540mm、全幅1760mm、全高1470mm(電気式四輪駆動車は1475mm)、ホイールベース2700mm。プリウスは代を重ねるごとに大きくなっている。4代目も全高以外は歴代プリウスの中で最も大きい。やはり北米を意識しているのだろうか。後続車からの視認性の良いコンビランプや質感の高いインテリアにも要注目。室内長2110mm、室内幅1490mm、室内高1195mmだが、リアの頭部空間はやはり少ない。
走りはさすが。TNGAを採用したボディーは「コスト削減が優先ではなく、しっかりしたボディを作ることに目的がある」とボディ設計担当者が言うとおり、ステアリングを握ってみると、「ハコ」がしっかりしているのがすぐわかる。ボディ剛性は現行車比60%アップ。TNGAでは各所に横方向への梁が追加されたり、ホットスタンプ材と呼ばれるハイテン鋼より固い鉄の多用により、ボディ強度を上げている。ダブルウィッシュボーン式のリアサスは、フロントにしっかり追従してくれる。ガソリン車と勘違いするくらいリニアな反応だった。ステアリングを操作したなりにクルマもよく曲がる。
1.8リッター、直列4気筒DOHCエンジンは最高出力72KW、組み合わされるモーターは同53KW。パワーモードでは低速トルク域をモーターがしっかりカバーしてくれて小気味良い走りが楽しめる。モーターとジェネレーターを並列に配置(従来は直列)することで、トランスアクスルの小型軽量化が図られている。セーフティセンスPは、上級グレードに標準装備。30km/hのデモではほぼダミー人形に接触せず止まった。5km/h以下ではシステムは働かない。「100パーセント(止まるよう)目指して頑張ってます」と開発担当者は語ってくれた。
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