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ホンダ、アジア大洋州地域初の四輪テストコースをタイに建設
Hondaの研究開発子会社である本田技術研究所のタイ現地法人であるHonda R&D Asia Pacific Co., Ltd.(HRAP)は、アジア大洋州地域における商品開発活動の強化を目的として新たに四輪テストコースの建設を決定し地鎮祭を行った。地鎮祭には、副首相であるソムキット・チャトゥシピタック氏をはじめとするタイ政府官僚、在タイ日本大使館大使である佐渡島志郎氏を招き、Hondaからは代表取締役会長の池史彦、アジア・大洋州地域本部長の安部典明らが出席した。
新たな四輪テストコースは、タイ中央部プラチンブリ県に建設され、その80万平方メートルの敷地には、さまざまな路面条件でテストできる走行路が設置される予定だ。建設に関する投資額は17億バーツで、稼働開始は2017年を予定している。テストコースの完成後は、パワートレイン開発を除くほぼすべての車両研究活動がタイにおいて可能になるため、さらに効率の高い開発を実現していく。
タイの四輪テストコースは、日本以外の地域では米国に次いで2番目、アジア大洋州地域においては初となる。なお、テストコースには二輪用テスト専用路も一部に設置するなどし、Hondaの二輪、および汎用製品のテストにも活用していく。
Honda R&D Asia Pacific Co., Ltd.(HRAP)会社概要
社名: ホンダアールアンドディアジアパシフィックカンパニー・リミテッド
設立: 2005年12月1日
所在地: タイ王国バンコク郡 プラチンブリ県 ロジャーナ工業団地内
資本金: 2億バーツ
出資比率: 株式会社本田技術研究所 100%
事業内容: アジア大洋州向け四輪車の研究開発活動、現地調達部品開発、商品企画、スタイリング研究、完成車テスト
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