News
タカタが7000万ドルの支払いに同意。
2015.11.4
タカタが7000万ドルの支払いに同意。
本日、タカタは記者会見を開き、北米でのタカタ製エアバッグリコールに関連し、同社の米国子会社であるTKホールディングスと米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)との間で、民事制裁金を支払うことで合意したと発表した。タカタの発表によると、金額は2020年10月までに6回に分けて合計7000万ドル、日本円で約85億円としている。なお、一定の義務違反がタカタ側にあった場合は最大1億3000万ドル(同156億円)の支払いに応じる合意も行われている。
タカタの高田重久会長は、「今回のNHTSAとの合意について、タカタは真摯に受け止め、タカタにとって重要な一歩として、今後は、自動車メーカー様、当局、その他の関係者の皆様からの信頼を取り戻すことに最前を尽くしてまいる所存です。本日の公表は、タカタにとって次世代のインフレータへの移行に向けた転換点となります。弊社は同意指令のすべての項目を遵守し、問題解決に尽力することをお約束します」などとコメントした。
前の記事: << アメリカンホンダが新型車へのタカタ製インフレータ不採用を発表
現在の記事: 『タカタが7000万ドルの支払いに同意。』