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「つながる」主戦場、クルマでの 生き残りかけ富士通テン新製品発表

2014.10.15

山中明社長です。以下は山中社長のプレゼン。 昨年、富士通から着任したとします。単なるカーナビメーカーではなく、繋がる機器を通して、ビークルICT事業を強化していくとします。 社会公共サービス、企業サービス、プロバイダーサービスをクルマと有機的に繋ぐ。 クルマをネットワークの中に位置づける。これらをサポートしていきたい。 カーナビを核とした車載情報機器は、あらゆるモノと繋がるとします。まさにIoTですね。通信連携型が主流になるのは、想像に難くないのですが、モノのネットワーク化が進展していく中で、カーナビ専業メーカーが生き残るのは容易ではありません。 IoTが進む中で、プレーヤーが増える、さらにカーナビの市販市場が伸び悩む現状を質問しました。 市販市場は大きく拡大していく市場ではないが、まだ堅調に推移していく。市販市場で新しい機能をチャレンジできる。これを純正品に提案していきたい。 カーナビ市場は、価格競争激しく、機能も横並びで、正直儲からないが、当社が存在価値を出せるように、ITの世界を入れ込んでいく。 富士通の要素技術、プラットホーム、開発力が強み パナソニックが車載器に力を入れるのは驚異ではあると山中社長は話します。 富士通テンの幹部から、パートナーと組んでやっていく、話しもあるとの趣旨の発言がありました。 繋がる! の主戦場のひとつが、クルマであることは、最早、世界の常識です ここまでカーナビが進化しているのは、日本だけだと思います。パイオニア、ケンウッド、パナソニック、富士通テンの国内の争いにも今後、海外メーカーも参戦してくると思います 市販市場の競争は激しさを増してくるでしょう。 記者会見後、山中社長と話しました。 パートナーと組む話しはどの程度進んでいるのですか? 相手を決めるのはそんなに遠くない将来ですが、実際に具体的な話しになると、時間がかかりますとの趣旨の話をもらった。 IoT時代が本格化するにつれ、プレーヤーの合従連衡も進んでいくのでしょう。
http://www.fujitsu-ten.co.jp/release/2014/10/20141015_01.html
http://www.fujitsu-ten.co.jp/release/2014/10/20141015_02.html
新製品情報は上記のリンクを参照してください。

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