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日産自動車、ニッサンブランドが「ベスト・グローバル・ブランド」で最も成長した自動車ブランドに
世界的なブランドコンサルティング会社であるインターブランド社は、ニッサンブランドを、世界で最も価値のあるブランドのひとつに選定した。インターブランド社が発表した「ベスト・グローバル・ブランド」で、ニッサンは、2014年の56位から、また、初めてランクインした2011年の90位から、今年は49位にランクアップした。2011年のニッサンブランドの価値は、38億1,900万ドル(4,583億円)だった。これによりニッサンブランドは、今年最も成長した自動車ブランドとなった。
日産のグローバルマーケティング、ブランドストラテジー担当常務執行役員のルー ドゥ・ブリースは、「ニッサンブランドがたった5年で90位から49位へと大幅に躍進したことは、私たちが常に本物であり続ける一方、適切な場所で活動を行い、お客さまと関わり合っているということを示しています。エキサイティングで革新的なグローバル・ブランドを育てることは、私たち日産の成功にとって欠くことのできないものです」と述べた。
インターブランドのレポートは、日産のブランドの健全さの原動力となっているものの中でも、ミレニアル世代(主に2000年代に成人を迎えた世代)に焦点を当てたニッサンの活動、効果的なスポンサー契約、カスタマイズ仕様車の提供について評価しており、今年も、ニッサンを『トップ』レベルの価値向上ブランドに選んでいる。これにより、ニッサンブランドの価値は、昨年の約76億ドル(9,120億円)から19%増の90億8,200万ドル(1兆900億円)となった。
レポートでは、ニッサンが、2015年のUEFA(欧州サッカー連盟)チャンピオンズリーグとのスポンサー契約やNBCの「The Voice」とのスポンサー契約など、若い世代の心を動かすイベントのスポンサーになったことについても評価している。また、「ジューク・カラー・スタジオ」や、「日産リーフ」の顧客に対する新しい革新的なオーナーシッププログラムなどを挙げ、カスタマイズ商品の提供についても評価している。
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