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池自工会会長、第44回東京モーターショーを 世界一のテクノロジーショーに、決意述べる
自工会の池史彦会長です。
世界一のテクノロジーモーターショーとすべく準備を進めてきた。クルマの新しい価値を提供する日本のモノづくりのショーケースとしたい。
11月6日には、自動運転のシンポジウムを開催するモーターショー60周年を記念して10月24日には日比谷でパレードを実施する。
きっと、あなたのココロが走り出す、Your heart will race がテーマだ。
今回はイタリアのフィアット、アルファロメオが復帰しますが、アメ車はジープのみ。
前回は90万人、1日9万人お見えになった。来場者数は世界でも引けを取らない。アメリカは日本のプレゼンスが少ないこともあり、ジープ以外は参加していない。日本のモノづくりの期待値の中で、自動車が単一の商品でなくなってきている。電気、通信色々なものと繋がっている。技術的にお見せできればと、池史彦会長は話す。
2020年まで今回から3回ある。今回はその序章。日本が世界に向けて発信するショーケース。
たまさか参加するのは、ホンダとマツダだけだが、関わりは深まっている。切っても切れない関係。
ビッグサイトの物理的なサイズは悩ましい。コマ割りが小さくなってしまった。それにより参加を見合わせるところもでた。
モーターショーに対する販売面の期待感はある。登録車はある。底打ち感がある。モーターショーを大きな起爆剤にしたい。
付帯するイベントなど盛りだくさん。食文化など普段自動車と関係ない方々も取り込みたい。
中国経済が全世界に影響を及ぼしているが、アメリカもいずれ利上げの方向に進むだろう。
中国での小型車の税率が10パーセントから5パーセントに今日から下がった。自動車産業が世界に与える影響は、大きいんだなぁと。
モーターショーの位置付けについて。
個社としてアピールする場。が、どうしても技術的指向で切磋琢磨することで、ショーが盛り上がる。
自動車の社会の中での位置付けはどうあるべきか、を発信する場でもある。この二本立て。内閣府のSIP、自動運転について現時点でお見せできるものを見せたい。
TPPの不成立が言われている。
TPPについてはコメントを控えたい。部品、完成車の関税については減るに越したことはないが、ルールメイキングを取り込んでいきたい。成立を願っている。
技術戦略については、個社が発表する。自分たちの得意技を発表する。現在の地球温暖化など、2050年までを踏まえた長期ビジョンでやっていく。
制御、通信などソフトウェアとのバランスを効かすのか、大きな課題として認識しないといけない。8割のデバイスがサプライヤーから。
何でもかんでも完成車メーカーがやっていくのは難しい。
全体のガバナンス、コンプライアンスについて、規制当局が規制を強めるのはどうかなと思う。
私見として性善説は成り立たない。日本版のガバナンスコードが施行された。不正が生じないよう編み掛けしていかざるをえない。ヒューマンエラーや解釈の相違もある。
原産地規則については、アジアでの現地化が進んでいる。TPPに加盟していない国が排除されると影響が大きい。
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