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ホンダ、北米向け新型「Civic(シビック)セダン」を発表

2015.9.18

civ

Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、現地時間2015年9月16日、北米で2015年秋に発売を予定している新型「Civic(シビック)セダン」を発表した。

 

新型シビックセダンは、北米で10代目となる新型シビックシリーズの第1弾となる。コンパクトクラスの新たなベンチマークを目指して、デザインや走行性能、燃費性能、安全性など、すべてを一から見直し、シビック元来の個性であるスポーティーさを際立たせたモデルとして、新たに開発された。

 

エクステリアは、ワイド&ローなスタンスとロングノーズ&ファストバックスタイル、すべてLEDを採用したフロントライト&テールランプにより、スポーティーでダイナミックなデザインを目指した。一方インテリアでは、コンパクトクラスで最大級の広い室内空間を実現した。

 

パワートレインは、北米向けHonda車として初となる1.5L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンと、2.0L直列4気筒DOHC i-VTECエンジンの2種類を設定。両エンジンとも力強い走りと優れた燃費性能を両立した。また、新設計のプラットフォームとシャシーの開発、コーナリング時に狙ったラインをトレースしやすくする電子制御システム「アジャイルハンドリング・アシスト」の採用などにより、スポーティーで上質な走行性能を実現した。

 

さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用するなど、コンパクトクラスに新たな価値を提供する。北米向け新型シビックセダンの生産は、米国・インディアナ工場とカナダ・オンタリオ工場で行われる。

 

北米向け新型シビックは、従来からのセダン、クーペ、スポーティーモデルのSiに加え、5ドア、そしてTYPE Rが設定され、北米での43年にわたるシビックの歴史において最も魅力的なラインアップとなる。

 

【北米向け新型シビックセダンの主な特長】

スポーティーなエクステリアデザイン

・歴代シビックのスポーティーさを改めて追求し、従来モデルに比べて約2インチ全幅が広く、約1インチ全高が低い、ワイド&ローなプロポーションを実現。

・短いフロントオーバーハングと長いボンネット、トランクリッドが短いファストバックスタイルにより、スポーティーで伸びやかなデザインとしました。

・コンパクトクラスで初となる、すべての灯火類にLEDを採用。

 

上質さと快適さを備えたクラス最大級の広い室内空間

・コンパクトクラスの中で最も快適で、洗練された上質さを目指しつつ、クラス最大級の広い室内空間を実現。

・従来モデルに比べて容量が増え、開口部もさらに大きくなったトランクスペースなど、使い勝手を向上。

 

力強い走りと優れた燃費性能を両立したパワートレイン

・北米向けHonda車として初となる1.5L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンを採用。CVTとの組み合わせにより、レスポンスの良さを実現。

・2.0L直列4気筒DOHC i-VTECエンジンは、CVTと6速マニュアルトランスミッションを採用。

・いずれのパワートレインも40mpgを超えるコンパクトクラストップレベルの燃費性能を達成。

 

先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」の採用

・先進の安全運転支援システムであるHonda SENSINGを採用。「衝突軽減ブレーキ(Collision Mitigation Brake System)」、「路外逸脱抑制機能(Road Departure Mitigation)」、そして北米向けHonda車として初となる「渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」などの先進技術でコンパクトクラスに新たな価値をもたらす。

 

スポーティーで上質な走りを実現するボディー&シャシー

・歴代シビックセダンの中で最も高剛性で洗練されたボディー&シャシー性能を目指した、新設計プラットフォームを採用。

・従来モデルに比べて高張力鋼板の採用を増やすことでボディーのねじり剛性を高め、ボディーサイズを拡大しながらも軽量化を実現。

・シビックとして初の採用となるボディー下部をフルカバーするアンダーボディーカバーにより、クラストップレベル1の高い空力性能を実現。

・「液封コンプライアンスブッシュ」などを採用したフロントストラットサスペンションとリアマルチリンクサスペンションは、優れたハンドリングと快適な乗り心地を両立。

・コーナリング時に狙ったラインをトレースしやすく、スムーズなハンドリングを実現する電子制御システム「アジャイルハンドリング・アシスト」を採用。

・エンジンルームの遮音や3層のドアシール、遮音ガラスの採用など、徹底したノイズ低減により、高い静粛性を実現。