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プジョー208WRX、FIA世界ラリークロス選手権(WRX)第9戦母国フランスでハンセンが優勝
世界ラリークロス選手権 第9戦フランス(ロエアック)で、チーム・プジョー・ハンセンが6万5000人の大観衆を前に、見事な勝利を飾った。チームは今季4勝目を獲得している。
ロエアックでの一戦は、母国でのイベントとなるプジョーにとってファンを前にした大舞台。前戦ノルウェーで勝利を飾ったハンセンは、まず2回の予選ヒートで見事な走りを披露。特にヒート2では、世界王者であるペター・ソルベルグからのプレッシャーにも巧みに対応した。
そして、続くヒート3、4ではタイヤに気を配りながらも、セミファイナルでのポールポジションを獲得した。ハンセンはセミファイナルでも完璧な走りを見せ、ファイナルでのポールポジションを獲得、続くファイナルでも集団から抜け出し独走する強さを披露。ハンセン自身にとって今季2度目、チームにとっては4度目の勝利を獲得した。
一方、フランス人のチームメイト、デイビー・ジャネイにとっては、残念ながら厳しい週末となった。今季ドイツとカナダで勝利を飾っているジャネイは、母国からの大声援を受けて登場したが、セミファイナルでは他車からのヒットでコースオフを喫し、フィニッシュすることができなかった。
ハンセンによるポイントと、セミファイナルまでにジャネイが獲得したポイントを合わせ、チーム・プジョー・ハンセンはチーム選手権でのリードを広げ、2位との差は53ポイントとなった。一方、ドライバーズ選手権においても、ハンセンは首位のソルベルグとの差を詰めている。
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