ポルシェ、効率性を向上させたニューポルシェ911カレラの予約受注を開始

ポルシェ ジャパン株式会社は、新型エンジン搭載の911シリーズの予約受注を、2015年9月11日(金)より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。

ツインターボエンジンは、完全に新世代となった。911カレラのエンジンは、370PS（272kW）。911カレラSのエンジンは、420PS（309kW）を発生する。両方のエンジンともに排気量は3リッターで、いずれも先代モデル比で20PS（15kW）のパワーアップを果たしている。

全ての新世代911は、先代モデルと比べて向上したパフォーマンスと効率性を誇っている。例えば、モデルバリエーションによっては、新世代エンジンは約12パーセントも効率性に優れ、100km走行あたりの燃料消費量は最大1リッターも低減されている。911カレラのPDK仕様車は、今や100kmあたりわずか7.4リッターの燃料しか消費しない（100kmあたり0.8リッター減）。一方、911カレラSのPDK仕様車の燃料消費量は7.7リッター/100km（100kmあたり1.0リッター減）。

ポルシェ・ドッペルクップルング（PDK）とスポーツクロノパッケージを装備する911カレラ クーペは、静止状態から100km/hまで4.2秒で加速。これは、先代モデルよりも0.2秒速いタイムだ。PDKとスポーツクロノパッケージを装備する911カレラSは、同じテストをわずか3.9秒でこなし（同じく0.2秒短縮）、4秒を切った初めての911カレラシリーズとなった。

そして、いずれのモデルの最高速度もさらに向上している。911カレラの最高度速度が295km/hをマークする一方（6km/h向上）、911カレラSでは306km/hに達する（4km/h向上）。

ニューポルシェ911カレラシリーズ　希望小売価格 (2015年9月11日より)