JNCAP前期分の発表は11月下旬。ホンダ・センシング結果発表はいつか?

自動車事故対策機構(NASVA)関係者に自動車アセスメント(JNCAP)の今後の発表スケジュールを取材した。

http://www.nasva.go.jp/mamoru/car_search

平成27年度前期分について、「JNCAPの経費で試験しているのは軽自動車のみ。これにメーカー負担による試験車両がある」(企画開発室)。これらのテスト結果公表は11月下旬が予定されている。

6月中旬の時点で、ホンダは、「HondaとしてはHondaSENSINGについて積極的に受験することを考えております。 日程につきましては当局により決定されますので、決まり次第受験致してまいります」とマガジンXの取材に答えていたが、それからでも間もなく3カ月が経過しようとしている。ホンダセンシングは昨年10月に鳴り物入りで発表されてから、間もなく1年が経過するが、ホンダの軽自動車にホンダセンシング搭載車は現状ない。

http://www.honda.co.jp/news/2014/4141024.html

マガジンXがその不具合の取材を続けているミリ波レーダー単独のCMBSをさらに改良し、ミリ波レーダー+カメラにより、より精度を高めたホンダセンシングの試験結果発表は大いに気になるところだ。JNCAPは「すでにホンダセンシング搭載車を入手した」との事情通からの情報は得られているものの、いまだに結果発表日について、マガジンXもつかめないでいる。果たして平成27年度前期分に入っているのか、それともASVのみ11月下旬を待たずに発表があるのか。取材を続けなければならない。

なお、平成27年度後期分の選定については、「9月末の販売実績を見た上で決定する(同)ことになっている。売れ行き上位モデルが選ばれることが一般的だが、ここにホンダ車は何台入ってくるだろうか。(クラウンの衝突風景はJNCAPのイメージ写真です)

取材・文/神領　貢(マガジンX編集長)

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