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第9回トヨタ夢のクルマアートコンテストの表彰式を開催
トヨタ自動車は、今年で第9回目となる「トヨタ夢のクルマアートコンテスト」の表彰式を8月26日(水)に東京・お台場のメガウェブにて開催した。
今回は世界81の国と地域から約87万5000点以上の作品の応募があり、昨年10月から今年3月にかけて各国のナショナルコンテストで選ばれた作品が審査の対象となる。審査委員長の豊田章男社長のもと、美術・自動車専門家の外部有識者による審査によって優秀作品が選出され、年齢カテゴリーごとに金賞・銀賞・銅賞・ベストファイナリストが、さらに特別賞として「豊田社長賞」と、今年から新設された「夢のクルマ技術賞」が発表され、家族・保護者とともに来日した受賞者に各賞が授与された。
豊田社長賞の選出について豊田章男社長は、「トヨタにはもっと良いクルマを造ろうというスローガンがあります。良い町、良い社会作りのために貢献しようというものです。今年私が選ばせてもらったヘイン・パクさんの『夢の社会』に描かれている、家族を大切にし、町や社会を愛する気持ちは皆さんの心の中にもある共通の想いだと思います。これはトヨタの想いと同じです。そんな想いを描いてくれたこの作品に皆さんの代表として社長賞をお贈りいたします」とコメントした。
なお、今回からはトヨタのクルマづくりにインスピレーションを与えた作品に贈る「夢のクルマ技術賞」が新設され、同社の試作部がこの作品をもとにスケッチを起こし、クレイモデルから3Dミニチュアカーを制作した。この模型は受賞作品とともに1年間、全国各地のトヨタ関連施設などで展示される予定だ。
次回の第10回は9月より順次各国にてナショナルコンテストの応募要項を発表し、公募が開始される。
■7歳以下の部<金賞>
『トヨタ・アルファバード・カー〜世界共通語カー』
セトゥンディー・ドゥランヤ・デヴァガマゲー(スリランカ/7歳)
■8〜11歳の部<金賞>
『困っている女の子たちのためのトヨタロボフライ』
アダ・マリア・チェントゥ(ルーマニア/11歳)
■12〜15歳の部<金賞>
『ナノ・カー』
アスール・パス・セルヴィン・ローダス(パラグアイ/13歳)
■豊田社長賞
『夢の社会』
ヘイン・パク(カナダ/15歳)
■夢のクルマ技術賞【新設】
「エコフィックスカー」
ミンハル・アドナン・サミ(UAE/9歳)
■トヨタ夢のクルマアートコンテスト公式サイト
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