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日産LM P1、WEC復帰に向けてテスト
2015.8.18
日産は、FIA世界耐久選手権LM P1クラスへの復帰を遅らせ、ル・マン24時間レースを通して浮かび上がった問題の解決に時間を割くことを発表した。
エネルギー回生システム(ERS)の問題により、ル・マン24時間レースでは、エンジンパワーのみでの走行となりました。専用設計されたニッサンV6 3リッター ツインターボ ガソリンエンジンとユニークなエアロダイナミクスは、マシンの強みであることがわかったが、ERSが正常に動作していないことによって、マシンの他のシステムに影響が出ていた。
「ファンの方はがっかりされると思いますが、それ以上に私たちもとても残念に思っているのです。私たちはレーサーであり、競いたいのです。そして、強くありたいのです。よって、厳しい競争が待ち受けるWECで戦えるNissan GT-R LM NISMOを準備するため、テストプログラムの続行を選択しました。最初のハードルで諦めることはありません。この困難を乗り越えたいと思います」とニスモ代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)宮谷正一は語っている。
日産は、Nissan GT-R LM NISMOの開発テストを主にアメリカで続けている。日産がWECに復帰する日は、テストの進捗状況によってやがて決だろう。