News
TOYOTA、ランドクルーザーをマイナーチェンジ
TOYOTAは、ランドクルーザーをマイナーチェンジし、全国のトヨタ店(大阪地区は大阪トヨペット)を通じて、8月17日に発売した。
今回のマイナーチェンジでは、ランドクルーザーシリーズの頂点として力強さと先進的なイメージを進化させるべくデザインを一新するとともに、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をトヨタで初採用。歩行者も検知するプリクラッシュセーフティをはじめ、最先端の安全機能を全車標準装備とすることで、総合的な安全性能を実現している。
車両概要
ランドクルーザーシリーズの頂点にふさわしいデザイン
エクステリア
『Functional Beauty』をキーワードとし、機能性を突き詰めた「美しさ」や「風格」により4WDの頂点にふさわしいスタイリングを追求。
高い位置でサイドの軸を通すことで、車両全体に伸びやかなスタイルを実現。
フードからグリルまで、凸形状を保ちながらフードセンター部をえぐることで、フロント全体の塊感と立体感を強調。さらに3本のグリルバーの上下にメッキを施すことで、TOYOTAの最上級SUVにふさわしいフロントマスクを実現。
LEDヘッドランプを採用し、ランプ類を奥に配置し破損回避を図りながらも、グリルからランプに連続したグリルフレームと一体感のあるデザインとすることで、機能性と先進感を付与。
リヤコンビネーションランプ下側をつなぐライセンスガーニッシュにより一体感を強調し、リヤビューにワイド感と安定感を付与。リヤコンビネーションランプはバックドアパネルから連続するデザインとし、赤レンズを高い位置にレイアウトすることで、ハイリフトなイメージを表現。
20インチアルミホイール(ZX)は切削・光輝処理とグレーのコンビネーションを施した動きのあるV字デザインの組み合わせによる、高級感あるデザイン。18インチアルミホイール(AX、AX“Gセレクション”)は、放射状に広がる5本のツインスポークによる、立体感あるデザイン。
外板色は、新たにカッパーブラウンマイカとダークブルーマイカを追加し、全9色を設定。
インテリア
インテリアは、金属を削りだしたようなヘアライン処理で重厚感のある加飾部とソフトな表皮巻を組み合わせることで、上質な室内空間を創出。
センタークラスターにはスイッチや表示類を集約し、機能ごとにまとめて配置することで操作性を向上。
オプティトロンメーターには、ひと目でクルマの状況が把握できる機能的な6眼メーターを採用。メーター盤面にもヘアライン加飾を施し、質感を向上させるとともに、中央には4.2インチTFTカラー液晶画面を配置し、運転状況やナビゲーションと連携した情報をカラーで表示することで、ドライバーをサポート。
シート表皮にはセミアニリン本革を採用するとともに、天井色にもブラックを追加。内装色には新規設定色のブラウンを含む4色を設定。
先進安全装備の充実
ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、統合的な制御により、クルマだけでなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をトヨタで初採用し、全車標準装備。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティミリ波レーダーと単眼カメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。自動ブレーキは、歩行者に対しては約10~80km/hの速度域で作動し、例えば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、約30km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援。また、車両に対しては、約10km/h~最高速の幅広い速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援。
レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで、一定の車間距離を保ちながら追従走行が可能。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。
レーンディパーチャーアラート(LDA)カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱の回避を支援。
オートマチックハイビーム(AHB)カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
隣の車線を走る車両をレーダーで検知し、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニター(BSM)を採用。
駐車場から後退する際に接近してくる車両をBSMのレーダーで検知し、ドライバーに注意喚起するリヤクロストラフィックアラートを設定。
急ブレーキをかけるとハザードランプが自動的に点滅し、後続車に注意喚起する緊急ブレーキシグナルを全車に標準装備。
最先端の運転支援機能
パノラミックビューなどにより、まわりの安全を確認できるマルチテレインモニターを設定。また、今まで確認できなかった車両下の情報やタイヤ位置の確認が可能となったアンダーフロアビューを世界初採用。さらにディスプレイ上に地平線を水平表示することで前方の路面形状、車両の傾きを直感的に確認することができるフロントビュー回転表示も世界初採用。
四輪それぞれの空気圧をマルチインフォメーションディスプレイ内に表示可能としたタイヤ空気圧警報システム(TPWS)を設定することで、安全なドライビングサポートと燃費向上に寄与。
なお、月販目標台数は250台、店頭発表会は、9月12日(土)、13日(日)を予定している。
メーカー希望小売価格
(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
定員 (人) |
エンジン |
駆動 |
トランスミッション |
価格* (消費税込み) |
||
GX |
5 |
1UR-FE (4.6L) |
4WD |
6 Super ECT |
4,728,437 |
|
AX |
8 |
5,134,909 |
||||
“Gセレクション” |
5,854,582 |
|||||
ZX |
6,825,600 |