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最新報! 中国天津市での火災による日系5社の被害状況。

2015.8.17

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ホンダと日産は天津市の火災による被害は今のところない、もしくは軽微との情報に続き、マツダと三菱の情報が入ってきた。

中国天津市での火災によるマツダの被害規模が入ってきた。現時点で車両55台(屋内52台、屋外3台)に軽微な被害を確認している。 車種はすべてMazda5(日本名プレマシー)。
販売会社の被害はショールームのガラスのヒビ程度の軽微な被害が1店舗で確認されたが、人的被害はない(広報部)。
三菱の被害状況が入ってきた。現地発の情報でパジェロとアウトランダーの輸出車両合計約600台が被害を受けた模様。火災現場から1kmの所にあるモー タープール。他にも車両置き場があり、確認中。三菱自動車の従業員の人的被害はない。関連会社、販売会社の物的、人的被害は確認中(広報部)。

中国天津市での火災による被害について、トヨタ自動車から現段階での確認がとれた。天津一汽工場とその敷地内にある物流、研究開発関連の3社とも、休日だっ たことが幸いして負傷者はいない模様。ただし、販売会社の従業員2名がガラス破損により負傷した(広報部)という。また、工場従業員らトヨタの寮に入って いる50名以上が負傷したとの情報が入っているが、死者はいない模様。

一汽工場は8月9日から16日まで休業中だったが、避難勧告が出ているため、本日17日から19日までの3日間、3本ある生産ラインの操業を停止することにした。
物的被害については、車両倉庫のガラスや外壁などの被害は確認されているが、倉庫内に立ち入ることができないため、車両への被害などは確認できていない。

天 津一汽の生産能力について、トヨタ自動車は年産44万台と公表している。稼働日数から推して、3日間で1500台から2000台程度の減産となりそうだ が、稼働停止が長引くようだと、販売への影響が出てくるかもしれない。なお、工場敷地は火災現場から3km以内のところにあるようだ。

http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/mail/8945750

富士重工業については確認中。


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