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ホンダセンシング気になる ASV試験の結果と、ある噂。
ホンダセンシング気になる
ASV試験の結果と、ある噂。
ホンダセンシングの事情を知っている、とあるサプライヤー関係者から連絡があった。非常に興味深い内容なのでアップします。
以下は、その方の独白です。
なお、文中に出てくるBM車とは、市販済みのクルマを購入して競合社やサプライヤーの開発陣が第三者の視点でテストするクルマを指します。
ベンチマーク車(BM)は今年発売されたばかりの初期のレジェンド。当時、発売延期を二回繰り返していて入手にはかなり苦労したという。
発売延期の理由も業界ではSH-AWDとBMに肝心のホンダセンシングで不具合が生じたからと噂されていた。
あらゆる手立てを使い、やっとの思いで新型レジェンドを入手して自動ブレーキのBMをしたが、ほとんど衝突を回避できない。
正確にいうと衝突を回避できる事もあるのだがそれは稀で30km/h付近の速度でも衝突してしまう。性能が著しく不安定で同僚達もこんなBM結果は初めてだと口を揃えていました。この調子ではJNCAPの結果はどうなるのかと自分達がホンダさんを心配してしまうほどでした。
新型レジェンドは発売前に不具合が生じた件でセンサー感度をかなり落として発売したのではないかと社内では噂されています。
未だJNCAPをホンダセンシングが受験していない事を考えるとこの噂はあながち間違いではないのかと思ってしまいます。
いずれにせよJNCAPの自動ブレーキ試験を受るためには突貫工事でホンダセンシングの性能を上げる必要があると思います。
IIHSというアメリカの評価機関では自動ブレーキのテストをCR-Vとレジェンドがそれぞれ試験を受けているのですがね。
結果はCR-Vが40km/hで衝突、新型レジェンド(TLX)が20km/hで衝突という結果になっています。
下記は以前上げたものです。参考になさってください。
アメリカの保険機関(IIHS)の自動ブレーキ性能テストの結果です。 いずれもホンダセンシング搭載車です。
http://www.iihs.org
CR-V 40km/hで衝突 TLX 20km/hで衝突
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