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ポルシェがオールドタイマー・グランプリ2015において959の30周年を祝う

2015.8.11

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ポルシェAGは、2015年8月7日から9日にニュルブルクリンクで行われる第43回オールドタイマー・グランプリ(OGP)において、ポルシェ959の30回目の誕生日を祝った。

 

959は、30年前にラリーおよびサーキットで幾度となく勝利を重ねた。このスーパースポーツカーは、テクノロジープラットフォームとしてデビューし、世界最速の市販車として292台が生産。ポルシェ社内で開発された革新的なシーケンシャルターボチャージャーとインタークーラーを搭載した2.85リッター水平対向6気筒エンジンは450PSを発揮した。駆動系には、1984年のパリ-ダカール・ラリーで勝利したポルシェ953でテストされた6速ギアボックスおよび電子制御トランスアクスル4WDを採用。

 

ポルシェ クラシックは、1986年のパリダカールで優勝したラリーバージョンの959に加え、公道仕様のモデルも1台展示。カレラGTおよび918スパイダーとともに、959はポルシェがスーパースポーツカーをテクノロジープラットフォームとする考え方を現在まで維持してきたことを証明した。

 

ポルシェ クラシックは、ツッフェンハウゼンに拠点を置くスポーツカーメーカーであるポルシェの一部門で、一般的に10年以上前に生産が終了した車両のメンテナンスを担当。ポルシェ クラシックのサービスは、車両のケア全般と技術文書を含み、純正部品の供給と再生産、さらに完全なレストアまでを行う。

 

現在ポルシェは、クラシックカーのサポートおよびオーバーホールを行う世界中のポルシェ センターにおけるポルシェ クラシックパートナー認定拠点を100箇所にまで拡充している。ポルシェの顧客は、これらのパートナーからポルシェ クラシックの全サービスを受けることが可能だ。

 

このようにして、ポルシェはモダンクラシックカーおよびビンテージカーのケアと価値の維持を総合的なサービスコンセプトに組み込み、ポルシェの伝統と革新を密接に結び付けている。日本では現在、ポルシェ センター青山 世田谷 認定中古車センターおよびポルシェ センター名古屋の2拠点が、ポルシェ クラシック パートナーとして認定されている。