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ホンダ・センシングいよいよASV評価を受験へ
ホンダ・センシング搭載車と言えば、今年2月に発売された新型レジェンドを皮切りにジェイド、ステップワゴン、オデッセイと搭載車種が増えている。
予防安全性能がユーザーのクルマ選びに大きな影響を与える中、独立行政法人の自動車事故対策機構(NASVA)が行っている自動車アセスメント(JNCAP)での評価が、メーカーにとってもユーザーにとっても重要な物差しとなりつつある。このJNCAP、NASVAが独自で行うクルマはNASVAが自ら購入して試験を実施する。このお金、皆様ご承知のとおり、自賠責保険から拠出されている。
http://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/
で、もうひとつJNCAPを受ける手段が「委託試験」だ。こちらは車両と試験費用をメーカーが負担することでJNCAPの評価を受けることができる。メーカーから当該車両について受験の依頼があると、販売店に行って車両をNASVAが購入する。販売店への種明かしの後、代金をメーカーが販売店に支払う仕組みだ。これによりメーカーがJNCAPチューンを行えないようにしているわけだ。クルマを販売する上で、重要な指針となっているJNCAPを早く受けたいメーカーからの「委託試験」の依頼は引きも切らず、「試験は順番待ちの状態」(JNCAPの事情に詳しい人)が続いている。
当然、鳴り物入りで登場したホンダ・センシングも本田技術研究所の山本社長(当時)が、記者らに対して「満点をとる」と自信を見せたくらいだから、とっくに予防安全評価試験を受けているのかとおもいきや、いまだに受験していない。その理由については、ホンダ広報部に問い合わせているところなので、返事があり次第、お伝えしたいと思っている。が、どうやらホンダ・センシング搭載車について、ASV評価を受ける準備が整ったようだ。
http://www.nasva.go.jp/mamoru/car_search
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