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シャトル世代交代で独立車種に

2015.5.15

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ホンダは新型ステーションワゴンのシャトルを発表&発売した。税込み価格は1.5Lガソリン車が169.0〜188.44万円、1.5Lハイブリッドが199.0〜254.2万円。月販3000台が目標に掲げられている。


ラゲッジ容量は540Lで、床下のサブトランク(30L)を合わせると570Lに達する。また、リアシートを前倒しすると荷室長は1840mmに広がり、荷室容量は1141Lに増える。後席シートバックにはマルチユース・バスケットが備わっており、ラゲッジ床面に置きたくない小物などを載せることができる。非使用時には格納でき、シートバックにスッキリと収まる。

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サブネームから昇格して正式名となったシャトル。83年に発表されたシビック・シャトルの考え方が継承されている同車のネーミングについては峯川尚・専務は「走りや内装の質感などワゴンとしての商品性を高め、(派生車ではなく)独自の道を進んでいく狙いでシャトルにした。開発初期から決めていたことで、何度もリコールを届け出たフィットのブランドイメージを懸念して途中で名称を変えたワケではない」と語った。

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ハイブリッド中心のグレード展開に関しては「環境に優しい商品を選びたいとの理由から、ハイブリッド車を購入するユーザーが増えている」(峯川さん談)との事情に基づいて決められた。ハイブリッド仕様:ガソリン車の販売比率は9:1を想定。

また、ディーゼル車投入の可能性に関する質問に対して峯川専務は「日本市場に限ってはハイブリッドで環境対応していく。ダウンサイジング・ターボも進めていく」として、積極的には考えていない姿勢を見せた。

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