トヨタ工業学園卒業式挙行される！

トヨタ自動車のモノづくり支える

若手育成の学び舎、トヨタ工業学園の卒業が行

われた。卒業生は高等部89名、専門部124なの合わせて213名。卒業後はトヨタ自動車に就職することが決まっている。

卒業式の結び後、豊田章男社長、大村知事、さらに卒業生代表の2人に話しをうかがった。

大村知事です。
初めて卒業式に参加した。夢と希望に燃えている卒業生を見て感動した。努力と厳しい学園生活を送ったのだろうと思う。技能王国愛知県を支えてもらえると思うと胸が熱くなった。
まさにリーダーズだなと思った。是非活躍してください。

章男社長。
わたし達は地元、地域から大切にされているなぁ。知事から直接お言葉をいただけてありがたい。
モノづくりにとって、現場が強いことが大切。核になる若きリーダーズが新しいメンバーに加わることはありがたい。技能はモノづくりの真髄。技能者を応援いただきたい。

答辞の結び際に磯貝さん人間声を掛けていらっしゃいましたね？

聞こえちゃったかと思った。
良くがんばったね。お母様を大切に。サッカー続けるの？と聞いた。サッカーを続けますと言ってたよ。

大村愛知県知事。
ミライを一台作るのに二時間半と聞いてビックリした。おとといと今日でトヨタのモノづくりに触れた。彼らの世代はまだ甘えたい年頃だと思うんですよ。素直って良いですよね。

章男社長。
学園長を見ていると、人を育てるには厳しさと愛情だと感じる。言葉とかしつけは厳しいと思うけど、三年間、ぶれない気持ちは一番の宝です。

磯貝康平さん、向かって右。
恩返しを含めて、力一杯現場で頑張っていきたい。
サッカーは続けるの？と章男社長から聞かれたそうだ。
あんなには近くでお話しした。素晴らしい考えを持っている社長だなぁ、と思った。
衣浦工場の鍛造プレス課で働きます。

田島さん
リーダーシップはもちろんだが、メンバーシップを学んだ。ひとりひとりが頑張っていきたい。社長と握手をした時も、しっかり握ってくれた。東富士研究所のドライブトレーン開発部に着任する。
自らドロと油にまみれて、自らが行動して手を汚せるような人間になりたい。