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世界自然保護基金とトヨタが協働を発表!

2016.7.20

世界自然保護基金とトヨタが協働を発表!
自動車業界初のグローバルコーポレートパートナーシップ結ぶ。今年100万ドル助成皮切りに5年間継続実施!

WWF 世界自然保護基金とトヨタ自動車は、今後5年間にわたり、「生きているアジアの森プロジェクト」と気候変動分野で恊働することを発表した。パートナーシップは今年7月1日発効した。

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筒井隆司WWFジャパン事務局長です。
74億人の人口に対して非常に厳しい審査を経て、全世界で30社しかいない。
企業自身が持続可能な企業活動を推進していることが求められる。
「生きているアジアの森プロジェクト」にトヨタが支援する。2050年のゼロカーボン化を目指す。自動車業界で世界初。日本企業としても初。
スマトラ、ボルネオ、メコン川流域からたくさんの資源を輸入している。森林が減少している。3年後からメコン地域でも活動開始を目指す。

●森と生き物を守る
●森と共存する地域社会を支える
●天然ゴムなどの産品を通じた活動



根本恵司環境部長です。
「トヨタ環境チャレンジ2050」は、ゼロの世界にとどまらないプラスの世界を目指してやっていく。
トヨタの森づくり、環境助成活動、環境教育の活動の輪を世界へ拡げる。

WWFの使命である、人類が自然と調和して生きられる未来を築く、
人と自然が共生できる未来づくり。同じビジョンを共有していくとします。

質疑応答です。

筒井さんは、保全の進捗状況を極力数字化していく。自然林のサイズを測って、破壊が進まないことがまず大事。長期的には、天然ゴムが新たな環境圧力にならないように、議論していくと話します。
グローバルコーポレートパートナーシップについては、自動車業界はグレー産業と考えていた。懐疑的な意見もたくさんある。VWの事件もあり、こうした疑いもあった。トヨタの環境チャレンジ2050が本気であることが、経営トップの方からも聞かれた。かなり難儀したが推薦に漕ぎ着けた。ボルボや日産からも支援をいただいたことはあるが、長期的に支援いただくのは、自動車業界では初めて。
本当に水素社会を目指すのは、大きな加点。胸襟を開いて経営者と直接やりとりして5年間本当にやれるのかの自信を深めた。

根本さんは、タイヤのトレースは今現在できていない。これから需要はますます伸びていく。トヨタの名前で出す以上、どういうプロセスで出てきているのか、しっかりやらなければならない。
今年、調達ガイドラインを設けた。ゴムひとつとっても大変なことになっているなぁと。一義的にはタイヤメーカーが責任を持つのだろうが、生物多様性についてもこれまで以上に配慮していきたい。
基本的には単年度契約だが、2016年は100万ドル、以降は金額は決まっていないが、5年間継続する予定とします。
クルマ特有の技術では貢献しにくいが、標準化などのプロセス改善のノウハウをどう使えるか、できることは積極的に貢献していきたい。
社内でも、どういうメリットがあるのか、社会にどう貢献しているのか、数字で示さないと理解が得られない。KPIをどうするか、あるスタンダードが出来ればと強く意識しながら、検討しているところだ。
WWFとは初めてだが、IUCN 国際自然保護連合に次いで二件目。トヨタ環境チャレンジ2050の中で大きな議論があった。以前からWWFとはアドバイスをもらっていた。予算的な話もあるし、いろいろあった。世界全体への影響もあるだろうということで、今回の合意に至った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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