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ルノー・日産アライアンス、年間シナジー目標を1年前倒しで達成

2016.7.7

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ルノー・日産アライアンスは、2015年度のアライアンスのシナジーが、前年から13%増の43億ユーロとなり、目標を1年前倒しで達成したと発表した。シナジーの増加には、購買、開発、生産分野が大きく貢献したという。

 

ルノーと日産は共にコスト削減、支出の回避、さらに売上の増大に取り組むことでシナジーを創出している。毎年シナジーの取りまとめについては、新たなシナジーのみを計上している。シナジーは、ルノーと日産双方の業績目標達成に貢献し、ユーザーにより価値のあるクルマを提供することにつながるという。

グローバルで販売されるクルマの10台に1台を販売しているルノーと日産は、2014年に、研究・開発、生産技術・物流、購買、人事の4機能を統合しました。両社は別会社でありながら、各機能は、両社共通のアライアンス副社長が統括しています。

 

ルノー・日産アライアンスの会長兼CEOのカルロス ゴーン氏は、「4つの重要な機能の統合によるコスト削減と支出の回避は、売上増につながり、その結果、価値が創出されました。機能統合により、アライアンスは2018年度、少なくとも55億ユーロのシナジーを創出する見通しです」と述べた。


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