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マツダ、本社工場における石綿含有建物の対策工事について

2016.6.20

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マツダは、従業員をはじめとする構内作業従事者の石綿健康被害の将来リスクを未然に防ぐための取り組みを加速し、あわせて近隣住民の皆さまの安心をより確実なものとするために、2016年6月から約1年間かけて、本社工場内の石綿含有建物4棟の抜本的な対策工事を実施する。

 

対象となる建物は、本社工場宇品東地区の第2製品庫、第3製品庫、車体B棟ならびに組立B棟。これらの建物は、国の定める石綿障害予防規則にもとづき、2006年に補修工事を行うとともに、これまで外部専門業者による年4回の目視点検と年2回の石綿濃度測定を実施するなど、計画的に維持・管理してきたが、このたび広島中央労働基準監督署から、石綿粉じんにばく露するおそれのある建物について、抜本的対策を加速するよう指導。このことをマツダは真摯に受け止め、その対応・対策を強化・加速していくという。

 

なお、マツダの石綿含有建物における大気中の石綿濃度の状況は、法令による基準を大幅に下回る通常の大気中と同レベルで推移しており、従業員等の健康への影響についても、従来から定期的に健診を行い、問題ないことを確認しているそうだ。

 

対策工事の実施にあたり、法令に従って施行。また、石綿濃度測定については、測定頻度、測定箇所を増やして継続的に実施。安全管理を徹底していくそうだ。

 

<対策工事の概要>

  • 対象エリア 第2製品庫1階~5階

第3製品庫2階~6階

車体B棟1階(U1車体)

組立B棟1階(U1組立)

  • 工事期間 平成28年6月~約1年間