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三菱自動車が燃費試験で不正! 相川社長、「無念です」

2016.4.20

速報!

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eKワゴン、eKスペース、デイズ、デイズルークスの4車種。
三菱車が15万7000台、日産車が46万8000台。
日産が該当車の燃費を試験したところ、届出値の乖離があった。主にタイヤの転がり抵抗と空気抵抗を、実際より有利な値で試験を行っていた。
該当車は三菱、日産とも生産、販売を停止した。今後、日産とは補償の協議に入る。
他のモデルについても国内法規で定められている試験方法と異なる試験方法がとられていた。
海外向け車両についても調査を行うとしている。走行抵抗をデータ入力して、シャーシダイナモで計測する時に、意図的に走行抵抗を少ないものにした。
eKワゴンの場合、訴求車で30.4km/l。

相川社長の進退について。
まずは原因究明、責任を果たす。
性能実験部で不正が行われた。
昨年11月に日産が確認。12月から合同調査。3月に分析して走行抵抗に差があることが判明した。
4月13日に相川社長に報告された。乖離は5パーセントから10パーセント。
間違ったことをしてしまって申し訳ありませんと、相川社長は頭を下げた。

繰り返される不正について、相川社長に質問した。

石を積み重ねるようにやってきたが、コンプライアンス意識の徹底の難しさを感じている。無念です。

取材 文 写真/神領 貢


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