新たにキャッチしたニュースは、8月号の時点では判明してなかった新型車に関するものだ。ひとつはローレルとスカイラインの統合車「XVL」をベースにしたクーペの存在である。
北米をメイン市場に据えたクーペは4ドアとほぼ同時に開発が進んでおり、02年9月には発売される。国内への投入予定は未定だが、場合によってはシルビアとスカイライン2ドアをこの「XVLクーペ」にまとめてしまう可能性もある。
もうひとつは開発コード「TT」を掲げた上級クロカンだ。10月30日に登場するエクストレイルよりもひとクラス上に位置付けられ、ベースには次期アルティマ(北米向けブルーバード)が起用される。
ボディサイズはそれなりに大きいが、テラノとバッティングしないよう、オンロード性能を重視したクルマになりそうだ。つまり、ハリアーやアキュラMDXをにらんだオトナっぽい性格になる可能性が高い。
このほか、大好評を博したマーチや世界中が注目するフェアレディZなど、数多くのビッグネームが刷新に向けて動いている。