スクープ

2001年5月


スカイライン
日産
V35スカイラインを前にもうガマンできなくて 見た!開けた!座った!!

どうしようもなかった。こんなにも自制心を失ったのは初めてかもしれない。でも、仕方ないんだ。だって、日産が満を持して発表する新型スカイラインが目の前に突如、現れたのだから。それを無視して通り過ぎろというほうが、ムリなハナシだと思わないか?
全幅1750mmのワイド感がたまんない!!
スカイライン
上からロービーム、ハイビーム&フォグランプ、ターンシグナルが一体ハウジングに収まるヘッドランプユニット。ロービームは青白い光を放つキセノンタイプだ。また、シーマやプリメーラ同様、車間自動制御システムもオプション設定される。

見た!

とりあえず、ボクはシゲシゲと眺めた。LEDタイプのリアコンビランプや横線基調のワイドなラジエターグリル、そして長いホイールベースが作り出すのびやかなシルエット。新生・日産がスカイラインにかける意気込みはハンパじゃない。そんな思いがヒシヒシと伝わってきた。
 
まんまSKYLINEのネーミングで登場するんだ!!
スカイライン
新CIマークとともに光り輝く「SKYLINE」のエンブレムを見逃さないように。トランクリッドはヨーロッパ車と同じく、集中ドアロックに連動するため、室内オープナーではなく直接車外から開けることができる。なお、リアコンビランプはLEDタイプだ。
夢にまで見たXVLのフォルムが現実のものに!!
スカイライン
スカイライン
4675mm×1750mm×1470mmの堂々としたボディサイズを誇る新型スカイライン。前後オーバーハングの短さと大径タイヤが踏ん張った印象をかもし出す。ショーモデルXVLとの大きな違いはサイドマーカーがバンパー見切り線に移されたことだ。 大きくラウンドしたルーフと力強さをアピールする太いCピラーが印象的なリアクォータービュー。足元を飾るのは215/55Rタイヤ+17インチアルミホイールだ。

開けた!

V6搭載のウワサはホントなのだろうか?――ふと、そんな疑問が頭の中をよぎったと同時に、何のためらいもなく、ボクはボンネットフードを開けた。すると、どうだろう。そこには「V6」の文字が光るエンジンカバーがひっそりと姿を潜めていた。直6に代わってV6が搭載されるっていうウワサはホントだったんだ!

V6フロントミドシップはウソじゃなかった!!
スカイライン
ずいぶん前からウワサされていた“日産直6撤退説”は、新型スタイラインへのV6エンジン搭載で現実のものとなった。搭載されるのはVQ25DD型2.5リットルとVQ30DD型3リットルの2種類で、とも直噴方式を採用。トランスミッションはATのみだ。

座った!

ボンネットのリリースレバーを引く時に見えたインパネも気になった。改めて運転席に腰を下ろすと、そこにはツートンカラーの上質感あふれるインパネが横たわっていた。もはやセド/グロ以上のデキを思わせる仕上がりには、正直言って驚いた。

全国の読者のみなさんの期待を背に、ひと足先に新型スカイラインを堪能したボクは、自信を持って太鼓判が押せると思った。いまから6月18日が待ち遠しいゾ!

ツートンカラーのコックピットで早く操りたい!!
スカイライン
ブラックとエクリュのツートンカラーが上質感をもたらしているインパネ。スッキリとデザインされた空調パネルやオーディオ類が質感アップに貢献している。パワーシートのスイッチがクッション上面のセンターコンソール寄りに移設されているのも目新しい。