トヨタがコラボして新型車開発を行っているのはPSAだけじゃない。国内のグループ企業で、軽自動車やコンパクトカーなど、その“マジメぶり”で評価を得ているダイハツとも手を組み、先ごろ共同開発車「アバンザ(ダイハツ名セニア)」をインドネシアで発売したほか、ヴィッツより小ぶりのスモールカー「MPC(Mom’s Prime Compact)」も開発中だ。国産登録車のなかで最短の全長を持つコンパクトカーとして開発が始まり、トヨタ社内では840N、ダイハツではD71の開発コードがそれぞれ与えられた。その後、トヨタでの先行開発が終わるとともにコードナンバーは970Nに改定された。