ホイールベースは、現行モデルより明らかに長い。フロント、リアのオーバーハングが極端に短く、全高は高めのボディはボリューム感たっぷりだ。だが、リアに向かって切れ上がる、全体に高めのウエストラインとすることで、シャープな雰囲気に仕上げられている。
この迫力ボディに、さらに黒い樹脂製オーバーフェンダーを装着したワイドバージョンの存在も判明した。「AR‐X」と称するこのグレードは、クロスオーバー的イメージもあるものの、足元を引き締めるのはなんと18インチの大径ホイール。オンロードでのパフォーマンスを意識してのワイド化なのだろうか。
フロントまわりはMC後の現行モデルとちょっと似た感じのデザインだが、このランプユニットにはヘッドランプのほかスモール&ターンシグナルが一体で収められる。ヘッドランプにはもちろんキセノンランプも採用され、その場合は上下2分割リフレクターを用いるようだ。
リアビューでは、既報のとおりDピラーからリアゲートまで伸びる“L字型リアコンビ”が最大の特徴。このリアゲートは樹脂パネルが多用される一方、ガラスハッチも採用され、利便性も大幅に向上するという。