3ドアHBがリーディングモデルだったシビックの歴史が、いよいよ新時代を迎える。本誌が1年以上前から追っかけてきた「モノフォルム5ドア」の登場だ。
9月13日の発売を目前に控え、ついにその姿をキャッチすることに成功。なにはともあれ、その姿をたっぷりと堪能していただこう!
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ワールドワイドに展開する新シビック系列の中でも、この5ドアは特異な存在ということができる。ある意味では、世界でいちばん力を入れて作ったシビック、というべきか。
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ミニ・オデッセイ、あるいはミニ・アヴァンシア的なデザインは新系列シビックとしても独特のもので、グリルやランプのデザインは完全に5ドア専用となっている。
驚いたことに、インパネも専用設計だ。5ドアにはウワサの「インパネシフト」が採用され、シフトゲートの丸いパネルがデザインのアクセントになっている。
シート自体はセダンとほぼ同じ構造のようだが、1・5m近い全高によって作り出される広大な居住空間は、まったく別物だ。5ドアHBやショートワゴンというよりは、むしろ2列ミニバンというべき広々感を実現している。