スクープ

2000年7月


シビック

ホンダ
新次元シビック5ドア モノフォルムの曲線美

3ドアHBがリーディングモデルだったシビックの歴史が、いよいよ新時代を迎える。本誌が1年以上前から追っかけてきた「モノフォルム5ドア」の登場だ。

9月13日の発売を目前に控え、ついにその姿をキャッチすることに成功。なにはともあれ、その姿をたっぷりと堪能していただこう!

シビック
ワールドワイドに展開する新シビック系列の中でも、この5ドアは特異な存在ということができる。ある意味では、世界でいちばん力を入れて作ったシビック、というべきか。


ミニ・オデッセイ、あるいはミニ・アヴァンシア的なデザインは新系列シビックとしても独特のもので、グリルやランプのデザインは完全に5ドア専用となっている。  

驚いたことに、インパネも専用設計だ。5ドアにはウワサの「インパネシフト」が採用され、シフトゲートの丸いパネルがデザインのアクセントになっている。  

シート自体はセダンとほぼ同じ構造のようだが、1・5m近い全高によって作り出される広大な居住空間は、まったく別物だ。5ドアHBやショートワゴンというよりは、むしろ2列ミニバンというべき広々感を実現している。

専用デザインとなる5ドアのインパネには「インパネシフト」がつく。メーター類の配置もセダンと異なる。

一方のフェリオは、セダンらしいフォルムを維持しながら、可能な限り大きなキャビンを実現。コンパクトセダンの新基準となるべく進化を遂げていることが、外観からも理解できる。  

エクステリアもインテリアも、5ドアと比べれば、ずいぶんマジメな印象だ。しかし「新基準」と呼べるだけの資質は十分に感じられる。

「クルマの新世紀が、ここからはじまる」――これが、新しいシビックのキャッチフレーズ。多くの言葉より、ここに掲載した写真が真実を語るはずだ。

エクステリアにあわせて、非常にコンサバな印象のインパネデザイン。シフトゲート部分のアルミパネルがアクセントとなる。




5ドアHBというよりミニバンに近い斬新なフォルム。外装パーツのほとんどは、5ドアのための専用設計。フェリオとはまるで違う顔だ。

リアコンビランプはこうなる。リアから見ると、かなりボリュームのあるボディだ。



●シビック5ドアのバリエーション設定(編集部予想)→CLICK!!
●シビックフェリオのバリエーション設定(編集部予想)→CLICK!!


space.gif (807 バイト)
space.gif (807 バイト)