立体駐車場にも入庫できる全高1550mmの軽自動車、オッティが日産ディーラーの店頭に並ぶのは6月下旬の予定だ。見てのとおり、ベースに起用されるのはeKワゴンおよびeKスポーツで、四角が並ぶスクエアドット基調の専用グリルが与えられて個性を発揮。
先に触れた全高のほかにも、オッティのセールスポイントは数多い。例えば豊富な収納スペースは空間を極限まで有効活用した証で、小物をしまっておくのに重宝するポケット類が随所に見当たる。また、水平に設計されたロングルーフと四角いフォルムによって頭上空間も十分に確保されており、ゆったり感はライバル車を上回るはずだ。
オッティは全4タイプから選べる。50ps/6.3kg-mのNAエンジンを搭載する量販モデル「S」にもプライバシーガラスやリモコンエントリーキー、CDオーディオが装わり、日常ユースには不満のない装備アイテムが揃う。上級志向のユーザーを狙う「E」ではリアワイパーとアルミホイールも標準装備。
一方、精悍な出で立ちが自慢の「RS」にはエアロパーツ、HIDプロジェクター式ヘッドランプ、ブラック内装、デジタル・スピードメーター+アナログ・タコメーターなどがおごられる。そして、オッティ唯一のターボモデル「RX」は14インチアルミホイール、スポーティ・サスペンション、リアスタビライザーを身につけて64ps/9.5kg-mのホットな走りをサポート。
なお、ボディカラーは下に掲載した10色から選択できるが、ライトグリーンP、ペールベージュ、ライトオレンジMは「S」「E」のみに設定される。 |