スクープ
2005年05月

 オッティ  日産


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eKワゴンがベースのオッティにはスクエアドット基調の専用グリルが備わり、オリジナリティが演出される。写真はオッティ専用色のランスブルーに身を包んだ量販モデル「S」だ。

 立体駐車場にも入庫できる全高1550mmの軽自動車、オッティが日産ディーラーの店頭に並ぶのは6月下旬の予定だ。見てのとおり、ベースに起用されるのはeKワゴンおよびeKスポーツで、四角が並ぶスクエアドット基調の専用グリルが与えられて個性を発揮。

 先に触れた全高のほかにも、オッティのセールスポイントは数多い。例えば豊富な収納スペースは空間を極限まで有効活用した証で、小物をしまっておくのに重宝するポケット類が随所に見当たる。また、水平に設計されたロングルーフと四角いフォルムによって頭上空間も十分に確保されており、ゆったり感はライバル車を上回るはずだ。

 オッティは全4タイプから選べる。50ps/6.3kg-mのNAエンジンを搭載する量販モデル「S」にもプライバシーガラスやリモコンエントリーキー、CDオーディオが装わり、日常ユースには不満のない装備アイテムが揃う。上級志向のユーザーを狙う「E」ではリアワイパーとアルミホイールも標準装備。

 一方、精悍な出で立ちが自慢の「RS」にはエアロパーツ、HIDプロジェクター式ヘッドランプ、ブラック内装、デジタル・スピードメーター+アナログ・タコメーターなどがおごられる。そして、オッティ唯一のターボモデル「RX」は14インチアルミホイール、スポーティ・サスペンション、リアスタビライザーを身につけて64ps/9.5kg-mのホットな走りをサポート。

 なお、ボディカラーは下に掲載した10色から選択できるが、ライトグリーンP、ペールベージュ、ライトオレンジMは「S」「E」のみに設定される。

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eKスポーツのルックスを受け継ぐスポーティ仕様もラインナップ。エアロパーツとHIDヘッドランプが若年ユーザーのココロをくすぐりそうだ。ターボモデルも設定される。

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インテリアは水平ルーフによって広々とした居住性が確保される。また、インパネにはセンターメーターとコラムシフトが用いられ、使いやすさが前面に打ち出される。

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可動式の運転席ドアマルチホルダーはペットボトルや缶飲料など、形状の異なるモノが収納できる。 助手席ドアにはリッド付き車検証ポケットが装備され、取扱説明書などがスッキリと収まる。

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運転席ドアマルチポケットのネット内には樹脂ボックスが備わり、取り外してインパネ下方に装着することも可能だ。ゴミ箱としても使うこともできる。

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センターメーター化によって生じたスペースにはインストアッパーボックスを配置して空間を有効活用。
ホワイト

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ライトグリーンP

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クールシルバーM

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レッド

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ブラックP

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ペールベージュ

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ランスブルー

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ライトオレンジM

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ミディアムグレーM

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ミディアムブルーP

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はみ出し情報
オッティには福祉車両「アンシャンテ」の助手席スライドアップシート車も用意される。回転と昇降操作は電動で行え、ワイヤレスリモコンもオプションで選べる。ベースとなるグレードは「S」。


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