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■伝説のスカイラインGT-Rを狙え!
「待ちに待った新型GT-Rが東モでデビュー!?」それはそれでうれしいのだけれど、何回つなぎのコンセプトを見せられればいいの(?)とか、どうせ出てもすぐには異常人気で手に入らないんでしょ(ついでに価格も大問題)、なんてツッコミが聞こえてくる今日このごろ。
だったらこの際思い切ってご先祖様を買ってしまえ(!)というのはどうだろう。そう、1989年に「GT-R」復活の狼煙をあげたR32型から始まり、R33型、R34型へとつづいたあの三世代である。
で、モデル変遷はこんな感じ。89年8月にR32 GT-R発表、90年3月NISMO(500台)限定発売、91年7月N1仕様受注(228台)、93年2月Vスペ発表、94年2月Vスペ「追加。95年1月R33 GT-R発表(標準、Vスペ、VスペN1)、96年LMリミテッド限定発売、97年マイチェン、97年12月4ドア版発表、99年1月R34 GT-R発表(標準、Vスペ、VスペN1)、00年1月特別色の限定車発売、00年8月VスペU、VスペUN1を追加、01年5月Mスペ追加、02年2月VスペUニュル、Mスペニュル追加、02年生産終了。
はっきり言ってR32型はすでにクラシックの範疇。価格は100万円台中盤から狙えるがコンディションの良い個体は年々少なくなっている。ちなみにレースでの活躍により伝説的な扱いを受けがちながら、
強アンダーでなかなか手強し。つづいてR33型。曲げやすく攻める楽しみが倍増したものの、大きく重くなったボディに非難集中。やや過小評価のきらいあり。そしてR34型は集大成とも言える出来栄え。ただ、あいかわらず高値安定なのが玉に瑕。
共通した弱点は、発熱量が多過ぎて完璧には処理しきれていないことや、それに関連して電気系パーツの寿命が短いこと、またエアコンがダメになるケースがちらほら、E/GやT/Mなどのオイル管理は必須、といったところか。いずれにしても、オリジナル状態の個体を根気良く探すことである。イジり物は過去に何をされているか解らないから。というわけで、購入と同時にある程度リフレッシュメニューを組み、本来の性能に戻しつつ定期メンテでキープする。これがもっとも安く長く、しかも楽しめる秘訣じゃなかろうか。健闘を祈る。
[画像R32] [画像R33] [画像R34]
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