SPECIAL企画
グラツー・インプレVol.3
インプレッサ15S
■第5回オツリがくるほどある居住空間
逆に評価したいところもいくつか。
室内の居住空間は文句なし。特にリアはオツリがくるほどある。
ボディ上部が絞り込まれている関係で頭まわりはそれほどではないものの、肩まわりは余裕しゃくしゃくだし、身長170cmのワタシにフロントシートを合わせると、膝まわりは120cmものスペースが生まれる。
1740mmという全幅や2620mmというホイールベースが利いていることは間違いない。
ただ古い考え方かもしれないが、5ナンバーサイズでこの広さを実現して欲しかったというのが正直なところ。
またこれだけの車高を持っているのだから、もう少しリアのヒップポイントを上げても良かったのでは、とも思う。その方がフロントとのバランスが取れるはず。
それからアイボリーのインテリアカラーも悪くない。
国産コンパクトカーではめずらしい選択ながら、まずまずと評価していいクオリティとも相まって、インテリアは実に明るい雰囲気である。
ヘッドレストも大きく剛性感があるもの。
特にリアは後方視界を確保するために収納タイプを選択したいところだが、ここはあえてフロントと同等の物が装備されている。ただ、5人乗りなのに中央部が省かれているのはスバルらしくない手抜きである。
BACK
SCOOP|ざ・総括|REGULAR企画
NEWS|編集部blog
SPECIAL企画|クラッシュファイル
モバイルXTOP
© MOOK HOUSE